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  • エレックス工業の技術力

一貫体制で創る最適解、
エレックス独自の技術力で未来を築く。

私たちのアドバンテージは、ハードウェアとソフトウェア、そしてそれらを統合したシステムの設計開発をすべて自社一貫体制で進められること。お客様のご要望に対して、まごころを持って「何が最適か?」を徹底的に考え抜き、最終的に心よりご満足いただける性能と品質を有する回答=製品を提示いたします。

  • ハードウェア設計
  • ソフトウェア設計
ハードウェア設計
エレックスでは、システムトータルでデザインします。大きさ、形、重さを含めて、システムに最適で使い勝手の良い装置を作り出すために、筐体、回路基板、部品選定、梱包まで一体で考え、それぞれを最適な形でカスタムに設計します。
  • 回路設計

    装置開発においては、低消費電力化や高速化、高周波対応、ノイズ対策など、回路設計に対する高度な要求が求められます。このために、デジタル回路、アナログ回路、高周波回路、電源回路をはじめとする幅広い設計に対応し、最新の設計ツールとシミュレーション技術を駆使して、高性能・高信頼性を実現します。さらに、設計段階から製品化までを一貫して考慮することで、効率的な開発プロセスを提供します。

  • PCB設計

    エレクトロニクス装置の中心的を担う電子部品と搭載するプリント基板の技術は日進月歩です。回路の規模、速度、コストなどを考慮しながら基板の層数や材料を決め、自社内ですべてのパターン設計を行います。2層から20層、⼀般FR4からMEGTRON6やテフロンなど超低損失材料まで、多様な構成と基板材料との組み合わせで、あらゆるプリント基板の設計が可能です。

  • 筐体設計

    ラック収容型のユニット筐体から、机上用の小型筐体、デスク型筐体、大型ラック、更には、車載端末用パネル型筐体、USBドングルまで、用途に応じてあらゆる筐体の設計を行います。少量品向けの精密板金筐体から、量産品向けの樹脂成型筐体まで多様な筐体の設計が可能です。

  • 機構設計

    蓋の開閉や、パネルの角度調整、基板やモジュールの付け外し、運搬用の取っ手から転倒防止まで、機構設計には様々な仕組みの設計が求められます。理論的な裏打ちと実験による検証により方式を確定し、3D-CADによって可動域や干渉のチェックを行うことができます。

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  • 熱設計

    素子の高速化・高集積化により電子デバイスの発熱が大きくなるにつれて、機器の放熱設計は重要性を増しています。一方、防災システムや通信システムなど連続稼働かつダウンの許されない機器では寿命のある空冷ファンの搭載が許されない場合もあります。素子の消費電力や熱流計算などの理論的な裏付けに基づいて、強制空冷や自然空冷、熱伝導を組合わせて最適な放熱設計を行います。

  • 高速配線技術

    データ量の増加にともなって装置間、部品間の高速シリアル伝送の速度も向上しています。ギガビットを超える高速伝送では部品や基板パターンのアナログ的な特性が伝送エラーに直結するため、分布定数回路としての考慮が必須となります。等長配線、差動配線、インピーダンス制御、高速ビアなどの配線技術を用いて、10ギガビットイーサネットや、100ギガビットを超えるFPGA間配線、DDRメモリバスなどに対応します。 高周波RFデバイスの基板搭載による小型化にも取り組んでおり、26GHzまでの高周波パターンにも取り組んでいます。

  • 高密度設計

    機器の小型化への要望、および搭載デバイスの小型高密度化によって、産業機器のプリント基板にも高密度設計が求められています。一方で製造不良をなくすために部品形状や半田の特性まで考慮して最適なフットパターンやメタルマスク形状を設計する必要があります。
    0.35ミリピッチBGA、0603サイズチップ部品などに対応した高密度基板の設計が可能です。

  • ノイズ対策

    デバイスの高速化や定電圧化によって装置内のノイズに対する危険性が高まっており、またVCCIなどの機器の放射ノイズ規制など、EMCに関する機器への要求は厳しくなっています。
    エレックスでは、ノイズを出さない、ノイズを受けない機器を目指して、回路設計から部品選定、基板レイアウト、筐体構造などトータルな設計によって機器のノイズ対策を行っています。VCCIはもちろん、それよりもはるかに厳しい無線機器用端末のノイズ規制をクリアするため、社内にシールドテント、スペアナ等の簡易EMI測定設備を持っています。

  • 信頼性試験

    防災システムや通信設備など、24時間365日連続稼働が求められるシステムでは、機器の信頼性が最も重要となります。
    エレックスでは、機器の信頼性を確認するために機能・性能に対する過負荷試験、IEC61000に準拠した電気的イミュニティ試験、高温高湿・低温試験、温度サイクル試験、振動試験、輸送試験、落下試験、減圧試験など、機器への要求に応じてさまざまな信頼性試験を実施しています。

ソフトウェア設計
エレックスが求めるソフトウェアの品質の良さとは、「顧客要求を満たし満足させる」ことはもちろん、 機能性(Functionality)、使用性(Usability)、効率性(Efficiency)、保守容易性(Maintainablity)、移植性(Portability)、信頼性(Reliability)を満たしたソフトウェアであることです。 これら品質要因を満たすためにはどうすればよいかを常に検討し、ソフトウェアの構築を行っています。
  • お客様にご満足頂く品質を

    お客様とのコミュニケーションを大切に
    お客様にご満足頂けるようなモノ・サービスをご提供する為にご要望の分析・ご提案を行い、お客様との共通した認識で最終的なゴールをしっかりと見据えます。
    複数技術者による多角的なチェックとレビュー
    開発が進むと、当初の要望や思惑と異なる方向に進む可能性があります。 弊社では、ドキュメントの作成・設計・コーディングの各段階においてデザインレビューの場を設けることで、複数の技術者による多角的な目線で問題点を洗い出し、ソフトウェアを高品質に仕上げます。
    徹底したテスト
    バグの除去はソフトウェアの品質を高める為の最重要課題と認識しています。 そのためテストには多くの時間を割き、他のドキュメント同様綿密なテスト項目の作成や、複数技術者によるチェックを行います。
  • ソフトウェア開発の効率化

    ドキュメントの規格化
    ドキュメントの品質は、そのままソフトウェアの品質に影響・反映されます。 社内ではドキュメント作成規定が確立されており、その規定に従って漏れや誤解のない高品質な仕様書・設計書等を作成します。
    ソフトウェア資産の再利用
    システム間で共通する機能については、モジュールの共通化を推進しています。 実績のある信頼性の高い共通モジュールや、フレームワークを利用することで、極力バグの混入を防ぎます。
    チーム内の情報共有
    プロジェクトではチーム内で密に情報共有を行い、常にプロジェクトの現状把握を務めます。 定期的な報告会やコミュニケーションを円滑にすることで、問題の早期発見・対応や開発の効率化を狙います。
  • ソフトウェア開発後のケア

    運用・保守
    お客様にシステムを安心して運用頂けるようにサポート致します。
    問題点の徹底検証とノウハウの蓄積
    ひとたび問題が発生した場合は、その原因を徹底的に究明し、判明した要因や技術的問題点の詳細をレポート化を行い、問題対処におけるノウハウの蓄積を図ります。
    フィードバックによる改善
    作成したレポートを技術者同士で共有することで、社内全体での技術力を常に高めています。 今後の製品開発においてこれらのノウハウ・経験を役立てます。